ある女性の話
今日は、アメリカに住むある不妊症の女性の話を紹介します。
彼女を仮にエリーズと呼びましょう。
「不妊とわかったのは、性的に成長している最中のとても傷つきやすい時期です。
自分のことを女じゃないかもしれないなんて、ぞっとするようなことを考えました(いまでも、突発的に考えます)。
この件を冗談めかして話したことがあります。
わたしが不妊だと知っていた親友たちは、わたしがホルモンを摂取していることも知っていました。
ホルモンをとらないとゴリラみたいになっちゃうんだと冗談をいったのは、確か、わたしです。
いつも、つらい気持ちから目をそらしていました。
ほかにどうしようもなかったんです。
そのころは、自分が何かを喪失したとは思いませんでした。
若すぎたんです。」