働く人は「三つの顔」を持つ
経営とは働く人々の協力を得てトップの考えていることを実現することです。
したがって、いかに多くの人々の理解と賛同を得られるかがそのポイントです。
かつて『女工哀史』や『野麦峠』に展開されたような人権無視の人事労務管理はもはやだれ一人支持する人はいないでしょうし、それどころか社会問題・人権問題に発展するでしょう。
さらに認識をすべきは、昔と違って企業が人を選ぶのではなく、人が企業を選ぶという逆選別時代です。
・・・ということは、勤務するに足るだけの魅力がなければ人は集まりません。
そこで人事労務管理のポイントとその魅力づくりについて検討をしましょう。
さて、従業員が主体の職場であってみれば、まず従業員の持つ特性について理解を深めていきます。
一般に従業員は三つの顔を持っています。
第一の顔は労働力を提供する人間としての顔。
第ニの顔は対等な人間同士としての顔。
第三の顔は労働者として要求する顔。