占領された土地と大気 7
合衆国全体で、大気空間の少なくとも30パーセント、おそらくは50パーセント近くが何らかの形で軍事目的に使用されています。
カナダは、世界1広大な軍事用の大気空間を持っている国かもしれません。
ラブラドル半島北東海岸のグースベイ空軍基地の使用にあてられた区域は10万平方キロメートルあまりにおよび、隣りのニューブランズウィック州の総面積よりも大きいのです。
この区域におけるカナダその他NATO諸国の軍用機の年間総飛行回数は、1976年から87年のあいだにほぼ5倍の約1万回に増加しました。
これは3万回に増えると予測されています。
アルバータとサスカチェワンの両州にまたがるコールドレーク空軍兵器発射試験場は約1万平方キロを占有していますが、そこで使用しうる飛行地域総面積は45万平方キロ以上にのぼります。
低空飛行と超音速飛行は、軍事航空のもっとも危険な、かつもっとも健康に有害な側面です。
こうした飛行は、目に見えないかたちでじわじわと人間の健康と心理に悪影響を与え、特定地域の居住環境を悪化させます。