占領された土地と大気
生産的な土地が決定的に不足しているこの世界においては、いかなる目的のためでも領土の非生産的・破壊的な利用は誤った政策であると言わざるを得ません。
土地に対する軍部の貧欲な要求は、農業、自然保護、レクリエーション、住宅供給など他の分野の2iズとますます衝突するようになっています。
外部の脅威に対して国の領土保全をはかるという名目のもとに、ますます広大な面積の土地が軍隊に与えられ、結果的に国民の手からそれを利用する機会が奪われるというのも皮肉な話です。
公式に軍部の所有権下にある土地のほかに、軍隊がさまざまな度合で利用している膨大な面積の土地があります。
民間人の立ち入りを禁止してはいないかもしれませんが、時折り軍事目的に利用されるだけでも、これらの土地はダメージを受けたり、危険な、あるいは使用不能の状態になってしまうことが多いのです。
演習は軍事基地の境界線をはるかに越えて被害をまき散らします。
肥沃な農地を荒々しく突っ切る戦車は収穫量に被害をもたらし、ジェット機が住宅地を模擬攻撃の目標に定めて低空飛行します。
戦争ゲームは結果的に、死と破壊の爪痕を残すのです。