軍事活動と環境破壊
第三世界に関する情報は非常に乏しいものです。
世界の軍事支出に占める発展途上国のシェアは、1965年の6パーセントから80年代半ばの約20パーセントに増加しました。
そのため、途上国の軍事部門におけるエネルギーと原料の消費は、絶対量で見ても相対量で見ても、急増したはずです。
途上国のほとんどは主要兵器を生産していません。
しかし、近代兵器は輸入されているので、第三世界諸国もアメリカ合衆国と共通するいくつかの問題・・・
少なくとも有害廃棄物の問題に直面していることがうかがえます。
近代の軍備は広大な土地と大気空間を必要とします。
単に多くの国の貯蔵兵器が膨大な量に達しているだけでなく、新鋭ジェット戦闘機、高速戦車、巨大な航空母艦、大型潜水艦が作戦行動をとるのに必要な空間も驚くべき規模に増加しています。
1982年に国連報告書は「常備軍の規模の拡大ど、さらに重要なことに兵器技術の急速な進歩により、軍事活動のために必要な土地の規模は、今世紀を通して着実に増加した」と指摘しています。
同報告書は今後も軍事用の土地需要が増加し続けることを予測しています。